口内炎

口内炎には以前私もだいぶ苦しみました。食事中に口の中を噛んだことから始まり徐々に口内炎が増え食事をとるのが辛かったり話すのが辛い状態でした。栄養に気を付けたりビタミンを摂取したり薬などを塗っていましたが、いつも直りが遅く一カ月以上続いていました。何度も繰り返していましたが、その後、心身条件反射療法(PCRT)を受ていくうちに色々な誤作動記憶がわかることでよくなりました。私の場合ストレスが多く関係してなかなか治らない状態だったのがわかりました。今でもたまに噛みますが、当時よりかなり治りが早く辛い思いをすることがなくなっています。

今回は、女子大生が口内炎が治らないということで来院されました。約3週間前にドーナツを食べているときに唇を噛んでしまいそこから口内炎が徐々にひどくなり会話や食事にも影響が出ていました。ご自分では、薬を塗ったり、ビタミンをとったり栄養に気を付けたりしていたそうですがどんどんひどくなっている様子でした。私と同じパターンですね。


口内炎とは

口内炎(こうないえん)とは、**口の中の粘膜に起こる炎症や潰瘍(ただれ)**の総称です。ほとんどは自然に治るものですが、痛みが強く、食事や会話に支障が出ることもあります。


◆ 主な特徴
  • 口の中の粘膜に白っぽい円形の痛いできものができる
  • ほおの内側、唇の内側、舌、歯ぐき、喉の奥などにできる
  • 触れるとしみたりズキッと痛む
  • 多くは 1〜2週間ほどで自然治癒

◆ 代表的な種類
① アフタ性口内炎(最も多い)
  • 白い潰瘍がポツッとできる一般的なタイプ
  • ストレス、疲れ、ビタミン不足、口の中の傷などが原因で起こりやすい
② カタル性口内炎
  • 口の中を噛んだ・やけどした・入れ歯や矯正器具でこすれたなどの物理的な刺激が原因
③ ウイルス性口内炎
  • ヘルペスウイルスや手足口病などのウイルスで発生
  • 発熱を伴う場合あり
④ カンジダ性口内炎
  • 口の中のカビ(カンジダ)が増えて起こる
  • 抗生物質・ステロイド使用中や免疫低下で増える

◆ 主な原因
  • ストレス・疲労
  • 睡眠不足
  • 栄養不足(とくにビタミンB群)
  • 口内の傷・噛みしめ
  • 口の中の乾燥
  • 免疫力の低下
  • ウイルス・細菌

◆ 治し方・対処法
  • 刺激物(辛い・熱い・酸っぱい)を避ける
  • やわらかい食事にする
  • ビタミンB2、B6を補給
  • 口の中を清潔に(うがい・歯磨き)
  • 薬を使う場合:市販の軟膏(ケナログ、アフタッチなど)

1〜2週間で治らない、繰り返す、痛みが強すぎる、発熱がある場合は歯科または耳鼻科での受診が必要です。

以上AIより


施術は、いつもならアクティベータ療法から行うのですが、痛みでうつ伏せになれない状態でしたので心身条件反射療法(PCRT)を行いました。

誤作動記憶を探して行くと「親戚の死」にまつわることが関係していました。ドーナツを食べている時に唇を噛んだ次の日に知らせを聞いたようです。施術翌日には「痛みが急激に減りました」と連絡を頂きました。

今回の女子大生は小学校の頃から両親と一緒に施術を行っており中学生ぐらいまでは色々大変でしたがその頃から徐々に自分の内面を見ていくことできるようになりました。中3頃から親の努力もあり親子関係もかなり良くなり、家庭でも学校でも楽しく過ごせるようになりました。今でも何かあると来院されますが最近はいつも治りが早いです!うれしい限りですね!


ホルムズ&レイの社会的再適応評価尺度(Holmes–Rahe Stress Scale) の
ライフチェンジユニット(LCU)によると人の死はストレス度が高いのがよくわかりますよ。


◆ ライフチェンジユニット(LCU)一覧(1〜100)
【非常に大きいストレス(70〜100)】
出来事LCU
配偶者の死100
離婚73
夫婦の別居65
家族(近親者)の死63
自分のけが・大きな病気53

【大きいストレス(50〜70)】
出来事LCU
結婚50
失業47
夫婦の和解45
退職45
家族の健康問題44
妊娠40
性生活の変化39
新しい家族の増加(子の誕生など)39
仕事上の責任変化29

※このへんから身体症状が出る人が多い領域。


【中程度のストレス(25〜50)】
出来事LCU
経済状態の悪化38
親友の死37
職場の配置転換・役割変化36
夫婦間の口論の増加35
多額の借金(住宅ローンなど)30
子どもの独立・家を出る29
個人的な成功28
配属変更・転勤26
学業の終了26

【軽度〜中程度のストレス(15〜25)】
出来事LCU
子どもの問題(成績、不登校など)23
夫婦の和解23
小さな借金17
仕事の習慣の変化20
住居変更(引っ越し)20
学校・職場環境の変化20
生活環境の大幅な変化19
通勤時間の変化19
睡眠習慣の変化16
食習慣の変化15

【軽いストレス(0〜15)】
出来事LCU
ホビー・趣味の変化15
教会・宗教活動の変化11
ちょっとした違反(交通違反など)11
休暇(旅行)13
クリスマス・年末年始12
小さなトラブル・家族内の小競り合い10

◆ どのくらいの点数で危険?

ホルムズ&レイでは、
過去1年間の合計LCUでリスクを推定します。

合計LCU心身の不調(病気)リスク
150未満低い(約30%)
150〜299中程度(約50%)
300以上高い(約80%)

300以上になる場合、
うつ・不安・自律神経の乱れ・疲労・不眠・胃腸の不調
などが起きやすくなるとされています。

日ごろか一つ一つ対処していき大変なことにならないようにしたいですね。


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