40代男性、5年ほど前、20年患っているうつ症状と頭痛、腹痛、吐き気、めまい、パニック障害などで来院されました。薬は一日15種類飲んでいました。
施術は月に2回、5年位行いました。
2年位は特に変化もない中、本人の希望もありアクティベータと心身条件反射療法の施術を続けていました。
3年目ぐらいで自分から病院を変え別の病院に変えたところ薬の種類が15種類から6種類に減りました。
その頃から推し活をはじめるようになり少しずつ知り合いが出来ました。
4年目ごろから断捨離をはじめ部屋をきれいにしました。
また、夜型の生活から朝型の生活に変わりました。
そして、早起きして朝日を浴びながら体操をするようになり、日中もウォーキングを始めるようになりました。
バスや車など乗り物によるパニック障害も克服できました。
5年目には薬を止めました。
医師のもと薬を徐々に減らしていくと症状が強まり、当院で施術を頻繁に行いました。これを繰り返しているうちに薬が止められました。この時期が本人にとっても私にとっても一番大変な時期でした。
薬を止めてしばらくしてから「薬で脳の働きを眠らされていた気がするし色々な自分に気付くことで脳の働きが良くなっている」とおっしゃっていました。
その後、体調もすっかり良くなり血液検査で異常が出ていた数値も正常に戻りました。
様々な気付きは対人関係にも良い影響が出たようで友人もでき友人達と飲みに行ったり遊びに行ったり、旅行に行けるようになりました。
そして、仕事が決まり、徐々に働けるようになりました。
「40半ばで青春を味わえてます」と喜んでいます。
本人の希望がかなってうれしい限りです。